前回も結構触れまくった話題ですが、関西女子の中学受験について考察してみます。
もうずっと考えて考えて、とりあえず今の理解を書いておこう!ということでっす。
日能研R4で偏差値60以上を見てみますと・・・、
洛南高校附属中学(併願)・偏差値70
洛南高校附属中学(専願)・偏差値65
西大和学園中学・偏差値68
四天王寺中学(医志コース)・偏差値67
四天王寺中学(英数Sコース)・偏差値65
須磨学園中学(Bコース)前期日程・偏差値65
須磨学園中学(Bコース)後期日程・偏差値65
神戸大学附属中学・偏差値64
高槻中学・B日程・偏差値64
高槻中学・A日程・偏差値61
神戸海星女子学院中学・B日程・偏差値62
神戸海星女子学院中学・A日程・偏差値50
清風南海中学(S特進コース)B日程・偏差値62
清風南海中学(S特進コース)A日程・偏差値60
神戸女学院中学・偏差値61
帝塚山中学(S選抜コース)1次B日程・偏差値61
帝塚山中学(S選抜コース)1次A日程・偏差値58
洛北高校附属中学・偏差値60
という感じです。
コース設定されている中学校はコースで結構幅があって、これは受験時に選択しているので、偏差値に大きく幅があったとしても納得でしょうね。
その中学を熱望していて、コースは下位でも入学したいって人には最高ですよね。
入学後にコース変更が可能であればモチベーションにもつながると思います。
あと特徴的なのが、日程によって同じ学校・コースでも幅があることです。
ほとんどの学校では誤差程度なので許容範囲ですが、神戸海星女子だけは、あまりに幅があり、真の姿が見えないと感じております。
これ本当かなぁ。どういうことなんやろ?日程違いで50と62っすよ?
よく聞くのが、神戸女学院の併願で受験する人が多く、どうしても解禁日2日目の神戸海星女子が狭き門となってしまう点と募集人数が2日目は少ない点が合わさって高偏差値として出ているっていうことですが、もう少し掘り下げてみると・・・。
募集は、A日程100人でB日程20人なんですよね。
受験者数は、A日程130人・B日程109人。
合格者数は、A日程111人・B日程61人。
こういうことも日程の魔力で起きるんですよねぇ。
ただ進学状況をみると、とても優秀な実績を残されていますので、A日程が偏差値50とはいえ、B日程の62の合格者も入学されてるでしょうし、考え方ですよねぇ。
A日程で受験すれば最高なんじゃないですか?と個人的には思います。
またコース選択の話しに戻りますが、四天王寺なんて超名門ですけど、基本コースの英数コース専願で受験する場合の偏差値は53っす。これもまた最高ですよね。
こういうことが偏差値帯60以上の学校で起こっているので、偏差値帯50台の学校も含めると、もうすごい考えて受験しないとダメですよね。奥が深い・・・。
一番良いのは、『偏差値で選ばず校風で選びます!』なんでしょうけど、僕個人での考えでは、偏差値は重視します。そのうえで、校風を見る感じですね。
となると、受験する学校がすっごく狭くなるんですよねぇ・・・。
もちろん上記の学校のどこにも行けないってことも普通にあるんで、そんなに思い詰めてるわけではないんです~(;´д`)ノ